gold bug 2008 2 23
「金本位制という制度下でなければ、
インフレーションという名の略奪から、我々の資産を守ることはできない。
我々の財産を守るには金(gold)が欠かせないのである。
このことをしっかり理解していれば、
政治家たちが金本位制に反感を抱いている理由が容易に理解できるだろう」
(1966年 アラン・グリーンスパン)
グリーンスパン氏は、後に、宗旨変えをしたのかもしれません。
現代においては、「信教の自由」は、憲法によって保障されていますから。
さて、今日(2008年2月23日)の書評は、以下の本です。
「ドルの崩壊と資産の運用 通貨制度の崩壊がもたらすもの」
ジェームス・ターク著 ジョン・ルビノ著 同友館
この本には、興味深い視点があります。
現代は、原油高の時代と言われます。
しかし、それは、ドル換算では原油高かもしれないが、
金(gold)で原油価格を表示するならば、決して原油高ではないということです。
確かに、金(gold)で原油が買えるならば、原油高ではないと言えます。
結局、紙幣(ドル)の価値が落ちただけかもしれません。